鹿児島県の郷土料理「きびなご南蛮」の作り方・レシピ
|今回は、鹿児島県の郷土料理「きびなご料理」の中でもオススメの「きびなご南蛮」の作り方・レシピを紹介します。
きびなご料理は、農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた鹿児島県の郷土料理です。
きびなごとはイワシ科の8cm程の小魚で、手開きした刺身を菊の花にかたどって並べる「菊花造り」は、見た目も美しく、鹿児島では有名なおもてなし料理となっています。きびなごは下処理も簡単で調理しやすいので、酢みそで食す刺身、塩焼や天ぷら、煮付け、揚げ物、汁物など、様々な調理方法で味わうことができます。
<きびなご南蛮 レシピ 材料>(3人分)
きびなご 36尾 ※きびなごは体が光っているものが鮮度の良さを表すポイントです!
片栗粉 適量
揚げ油 適量
万能ねぎ 適量
白ごま 適量
糸唐辛子 適量
[南蛮タレ]
黒酢 100cc
かつお一番だし 100cc
さつま醤油 60cc
濃口しょうゆ 50cc
みりん 50cc
酢 25cc
黒蜜 20g
長ねぎ 適量
タカの爪 1g
<きびなご南蛮 調理方法・作り方>
1.材料内[南蛮タレ]を鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。 ※長ねぎは微塵切りにしておく。
2.下処理したきびなごに片栗粉をまぶし、油でさっと揚げる。
※きびなごの下処理は濃い塩水に入れてウロコと汚れを取り、流水で洗い落としてからザルにあけておきます。味をしみ込ませたい場合は30分以上おいてください。冷蔵庫に一晩置いた方が、より味がしみ込みます。
3.1の南蛮タレ(180cc程)と3のきびなごを鍋に入れ火にかけ、からめる。
4.盛り付ける。刻み万能ねぎや白ごま、糸唐辛子を振りかけて出来上がり。
きびなごは、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含むことから、近年は健康食品としても人気を高めています。
玉ねぎ、にんじん、きゅうりを薄切りにして南蛮タレにからめて一緒に食べると、栄養バランスも良く、より一層美味しく召し上がれます。きびなごは調理も簡単なので、ぜひきびなご南蛮を調理しておうちごはんを楽しんでくださいね。
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